重い腰を上げてタルトを作りました。
タルトはあの土台部分を作るのが本当に……本当にめんどくさくて(本音駄々洩れ)、作るのに勇気が必要なレベル。
でも手間がかかる分、出来上がってしまうと本当に美味しくって。
寝かせの時間なども地味に長いので前日に生地系は仕込んでおきました。
タルトの土台部分の生地、アーモンドクリーム、イチジクのジャムは予めこうして用意しておきました。
まぁこの部分は手間もさほどかからずサクッとできます。
問題はこのあと。
十分に寝かせた生地を絶妙なタイミングでタルト型に入れ込んでいく作業が本当に苦手です。
タルト生地に対して8割ほどアーモンドクリームを詰める作業、今回もぎりぎりまで入れてしまいました….。
余ると勿体ない精神でついモリモリと入れ込んでしまうんですよねぇ。
モリモリ入れ込んだからと言って致命的なことにならないっていうのを体感しているのもあって、「少なめにしなきゃ」というのを都合よく忘れてしまいます。
そんな感じでも案外焼いてしまえばなんとかなっちゃうタルト。
焼き直前までは「もうちょっとこうあるべき」みたいな反省でいっぱいになるんですが、出来上がっちゃうと結構普通の仕上がりに。
タルト型に入れるときに少しでも生地が固いと割れてしまうし、柔らかいとでろでろになるしで神経張り詰めるような作業なんだけれど、意外と焼きでリカバリーされる気がします。
正直、何ものせずにこのまま食べてもざっくざっくと美味しく食べれるタルトの土台。
焼き立てを「あつい!!!」と言いながらもサックサックの食感を味わうのも毎度の楽しみ。
因みに余り生地は小分けで冷凍して、好きなときに型抜きしてクッキーとして食べちゃいます。
クッキー系の生地は冷凍ストックしておくと、「すぐ作れるお菓子がある」という嬉しい気持ちになるので生地が余るのは大歓迎。
こういうのをストックしておくと、ミニパフェ作ろうかなとか、ちょっとアイスだけだと寂しいかななんて時にサッと焼いて添えられて素敵なおやつタイムになります。
盛り付け。
もうちょっとかっこよく作れるとサマになるんですがこのへんはまだまだ修行がいりますねぇ。
今回はかっこいいと一目ぼれした口金デビューの日でした。
もうちょっと長めのストロークでスッと引いたほうがかっこよくなる気がするので、また練習しようと思います。
ケーキ屋さんの生クリーム絞りがいかに高技術であるか思い知らされますねぇ。
均一に力を入れるだけでも難しくって、思った通りにはなかなかいきません。
でも、こういう作業自体はいつまでもやっていたくなるほどに楽しいですね(´艸`*)
今回の楽天お買い物マラソンでケーキピックを購入したんですが、この時のタルトに間に合わなかったの惜しいです。
ピック一つで華やかさにつながったりするので、そういうのに頼るのも良いものですよね。
見た目の課題はあるとして、お味はとてもよかったです。
レシピは菓子屋シノノメさんのものを。
カフェのお菓子という今年発売された本、本当にこちらも重宝しています。
菓子屋シノノメさんのものは、お店のお菓子も感動的に美味しいですし、レシピも外れなしの美味しいものばかり。
今年になって知ったお店なんですがもう大ファンです。
お菓子便は利用したことがあるのですが、スコーンセットも食べてみたい今日この頃。
シノノメさんレシピでのスコーンは手作りで作ったスコーンで最高峰なので大満足なんですが、プロの作ったものがどんな感じなのかも興味津々です。
(本日のおまけ)
料理の撮影で必ず写るものの一つに、食器を置く台(机)がありますよね。
撮影特化のスタイリングボードなるものがあって、それをオーダーメイドするか半年ほど悩んでいました。
頼むのであればここだ!という目星はつけていて、まさにこれというデザインが出るのを待っていたのですが、個別でフルオーダーもできるんですよね。
なので、まずはメールで問い合わせをしてみようと希望の雰囲気をできる限り細かく伝え、今どきどきと待っているところです。
受けてもらえそうであれば、思い切って一つ撮影ボードをオーダーしちゃおうかと。
良いものが出来上がって、大満足したらお店の事もまた記事にしますね(´艸`*)
タルトリングはこちらを使用。型離れが良く、非常に使いやすいです。
頑張ってタルト作りうまくなります。