本日は↓の本からアプリコットとアーモンドのケーキ。
こちらは前日に作ったアプリコットのシロップ漬けです。
真ん中をへこませ気味で生地を入れて、アーモンドスライスをたっぷりと。
前夜にシロップ漬けの作業はありますけれど作業工程はいたってシンプル。
焼き上がり。
どうしても生地の下部にアプリコットが沈み込んではしまうのですが、しっとりと良い焼きあがりでほくほく。
さて、ここからはケーキの写真を添えながら表題の親友に関してゆるっとお話していこうと思います。
15年前の大学の入学式で出会った唯一といってよい私の親友。
互いの友人を介して徐々に仲良くなり、他学部だったのにも関わらず結果的には大学で一番の友達に。
本人には恥ずかしくて言えないけれど心底尊敬と感謝をしていることがあって、大学卒業後により大事な友人になったなぁなんて思います。
就職して、結婚も現実を帯びていた頃にかなりきついことがあって、メンタルぼろぼろになったことが一度あるのです。その時にすごく忙しいだろうに県を超えて会いに来て慰めてくれて。
非常に情に厚くてぱっと動いて助けに行くができる人なんですよね、彼女。
そういうところに憧れるし、尊敬しているし、支えられるしで。その時のことは辛かったよりも
「あんな風に助けてくれた人がこの世にいる」
というものに昇華してるんです。
子供のころ、母に「親友がほしいよ。お母さんは何人親友がいる?だれ?」と聞いたことがあるんです。
母は「人生トータルで二人。〇さんと△さんだよ。親友なんてものは簡単にできるものではないし、一人出来たらラッキーくらいに思って生きていくと良い。もしそういう人ができたら大事にするのよ」と。
なんとなく忘れられない会話です。
そのころは子供だったので分かりませんでしたが、学生時代を終えると友人すら作るのが難しくなりがちなんですよねえ。
正直、こんなにも友人関係が長続きするとは夢にも思いませんでしたし、遠く離れても、お互い忙しい時期なんかがあったとしてもふわっと連絡しあって縁も綺麗に続いて。
無理せずこういう関係が作れるっていうのが非常に貴重なんでしょうね。
結婚もそんな感じな気がします。
夫とは身を割かれるような激しい愛!みたいなノリは当初から無くて、穏やかに平和に過ごせたんですよねぇ最初から。
心底リラックスできる関係ってなかなか得難いものなんじゃないかとつくづく感じます。
親友の話に没頭してケーキの感想がここまでありませんでしたが、すごくおいしかったです。
アーモンドプードルが入った生地はしっとり感が際立って本当においしい。
でもフルーツもごろごろ入っているので食べ応えがあって、一切れで十分満足できるかんじ。
重たいとは思わないのですが、一切れの満足度が高くて濃厚なお茶時間となりました。
こういうお菓子の時はドリンクもシロップ系一切入れずにお茶感覚でごくごく頂きます。
コーヒーの苦みとお菓子の甘さが交互にくると本当に至福の時間。
今日はどうしてこんなお話を書いたかというとこのマグカップが原因。
先ほど語った友人がいかにも好きそうなデザインで、脳にびりびりくるくらい興奮した2021年限定ムーミンマグカップ。
学生時代から北欧系が好きだった彼女。
スナフキンが好きだったし、色もシックでキャラ主体じゃないからおばあさんになっても抵抗なく持てるデザイン。
これをお揃いで持つのはどうだろうと思って、こういうの好き?と聞いてみるとドンピシャな反応に胸がどきどきするほど嬉しくて。
これはプレゼントさせてね(´艸`*)と発売した瞬間にぽちっと購入したのです。
届くのが楽しみ。
誕生日祝いを毎年欠かさずするとかではお互いなくって、こういうゆるっと好きなときに贈りっこできる関係も楽でまた良い。
日本でオリンピックが行われた年の限定マグカップという意味でも記念になりますし、これは良いお買い物だとほくほくしてます(´艸`*)
これが今のところ最安値みたいです。パウンドはほぼこれでいつも焼いてます。大きさが絶妙で使いやすい。
イッケンドルフのガラスは薄くて軽くてスタイリッシュでステキです。本日の写真はティー用。こちらのタイプも持ってます。
最後の写真の脚付きグラスと白いお皿はイイホシユミコさんのもの。廃盤の可能性もありますが気になる方は覗いてみてください。
私はお店で直接買いましたが、オンラインストアもあります→イイホシユミコ