おうちで味噌を作ったり、漬物、季節のお仕事….梅をつけたり栗の渋皮煮を作ったり、そういったことをごく自然にされてる方もいますよね。
そういうことに憧れる気持ちはあるのですが、あれもこれもと手を出すと本当に収拾がつかなくなる、キャパの狭いタイプなので
「必ず毎年梅仕事をする」
みたいなノルマにはならないように気を付けています。
とはいっても、こういう作業自体は心も穏やかになりますし、季節を感じたり、美味しくできるとやっぱり嬉しく感じたりもするので、気分がのった時は積極的に挑戦しています。
今までもゆるりと「今年は梅ジュースでも仕込もうか」みたいな具合でやってたんですが、先日ホルムガードの瓶を全サイズ1式買ったのでいろいろ詰めたくなってあれこれ作っています。
ずっと作ってみたいなとは思いつつも、なんとなく先延ばしにしていたグラノーラをまずは作ってみました。
レシピを眺めて、このレシピならきっと美味しい…..と直感的に感じたのはやはりシノノメさんのもの。
この本の中にある、ナッツとイチジクのグラノーラというレシピが、材料もそこそこ揃っていて、シンプルで美味しそうだったので挑戦。
メープルシロップとメ-プルシュガーのダブル使いなので、作っている最中もとっても幸せな良い香りがします。
そうそう。グラノーラ作りの手間についてですが、事前にナッツ類をローストしたりという作業はありますが非常に簡単。
作業もそんなにないですし、計量もそこまで神経質になる必要がないでしょうからゆるりとした気持ちでできます。
オーブンで焼いている途中で一度かき混ぜないといけないのでヤケドには要注意です。
このかき混ぜ中の香りがもうたまらんほどよくって、そのまま味見したい気持ちをどうにかこらえてさっとオーブンに戻してじっくりと焼きあがるのを待ちました。
出来上がりのアッツアツ状態を我慢できずに味見したところ、今まで食べたどのグラノーラよりも大ヒットでして。
このままぱくぱく食べられる美味しさだねぇとスプーン片手に夫婦ではふはふ。
ちゃんと冷ましてから瓶詰めにした姿がこちら。
一応乾燥剤も入れて瓶に入れました。あぁかわいい。すてき!とテンションがとんでもなくあがります。
オートミールがザックザクで本当に美味しい。先日の記事の写真の使いまわしにはなりますが、こんな感じで食べています。
グラノーラ自体が甘いので、私はあえて無糖タイプのヨーグルトにふりかけて食べます。
朝いちで食べたり、小腹が空いたけど甘いものとりすぎるのもなぁなんて時にも罪悪感なく食べられて良いです、ふふ。
そうそう。この日、一緒に仕込んだのが塩麴。
塩麴も我が家では頻繁に使います。
魚やお肉の味付けがぱっと浮かばないときはこれに漬け込んでとりあえず冷凍しておくと、あとは焼くだけで大変美味しい。
ゆで卵を朝多めに作って、塩麴でつけるのも本当におすすめ。
騙されたと思ってやってほしい、超簡単かつ美味しいおつまみになります。
そんな感じで沢山使うので、作ってみようかなという気持ちがふつふつとわいてきまして。
塩分濃度が高いからか、失敗することの方が難しいというほどお手軽みたいなので挑戦。
私はスーパーでたまたま売っているのを目撃したのでそうやって入手しましたが、麹を手に入れたらあとは水と塩のみです。
これを甘くすると甘麹になりますし(甘酒みたいなもの)、醤油ベースだと醤油麹になります。
塩麴は麹をばらばらにほぐして、塩と水を入れて毎日かき混ぜてあげるだけ。
水位が下がったらそのぶん水を足しますが、基本はかき混ぜてあげるだけなのでとても簡単。
レシピも色んなサイトにのっていましたが、基本的には塩分濃度をへたに弄らず作れば失敗のリスクは少ないようです。
私は10日ほど神経質に一日2回かきまぜて、冷蔵庫に移しました。さっそく肉をつけこんで食べてみましたが問題なくてほっ。
この写真はまだ完成前なので粒がはっきりしていますが、完成するとトロっとします。
塩はなんとなくゲランドの塩を使用しましたが、若干黄なりになったでしょうか。
ミネラル成分の関係などで色味も灰がかったり、黄色系になったりするようです。
せっかくなので、今度はホームベーカリーで甘麹にも挑戦したいですねえ。甘酒も大好きなんです、私。
冬に飲むイメージでしたが、冷たくきんきんに冷やして飲むのも美味しいようなので、また試してみます。
本当はおまけコーナーも書こうと思って書き始めたんですが、けっこう語ってしまったので次回のお楽しみにとっておきます。
今日はここまでということで。
ついに買ってしまった鉄瓶!今回のお買い物マラソンで大物をゲット。
何年待ったか分からない上に、やっと入荷しても購入の決心がなかなかつかずでしたがついに買いました。
ちょっと使い始めの作業をしてから大切に育てようと思います。