毎日本当に暑い日が続いていますね。
こうも暑いとキッチンで長時間作業するのが地獄で料理の質が落ちかけています、ふふ……。
どうしようもない時は容赦なく焼くだけの餃子とかバンバン使って凌いだり、日々のおやつやパンもなるべく作業時間の短いものになりがち。
食欲も落ちがちですからねぇ、ついつい夏場は手を抜きやすくなります。
あと、趣味とはいえ5年ほど続いているイラスト作成に最近は時間を割きたい気持ちが強く、ほんの少し料理とのバランスを調整しています。
というわけで、今日はパッと作れるフィナンシェ作り。
焦がしバター作り。
フィナンシェの場合はごりごりに焦がすのは非推奨っぽいので、ほんの少し色がついたらサッと火からおろします。
バターの良い香りに癒されつつも、滝汗。
ガス台の前はこの時期地獄ですねえ。
一応キッチンにもクーラーやらなんやらあるのですが、ケチってほぼつけないんですよねぇ。
3,40分くらいなら耐えられるだろうとキンキンに冷えたドリンク片手につい頑張ってしまう。
生地作り自体はわりとシンプルで、分離の心配もない系統のものなのでサクッとここまで。
この型、フィナンシェ用ではないのですが大きさが絶妙なので採用。
本当は↓のような型で焼くとサマになるんですが、全部の型を買うわけにはいかないので代用します。本来ミニマフィン用だったかなと。
焼き上がり。ちょっと濃い焼き色が美味しそうに見えますよね、フィナンシェって。
ころんとしたフォルムもかわいい。
しっとりとした食感、バターの芳醇な香り、なかなか満足度の高い仕上がりでした。
作業時間も短いですし、素晴らしいです。
以前、ケーキ屋さんで「夏場は焼き菓子系もチョコも売り上げががつんと下がって不人気」みたいな世間話をしたことがあるのですが、無類の焼き菓子好きなので夏場もがんがん作っちゃう。
ゼリーとかも夏場は作るようになりますが、焼き菓子がやっぱり好き。
冷たいドリンクが続いていましたが、久しぶりにあったかい紅茶をいれました。
去年なんかは体を冷やさないために夏場もなるべく温かい飲み物を摂取するようにしていましたが、今年はどうにも辛いです。
黒糖シロップにげきはまりしてごくごくアイスラテを飲んでいる影響も大きいのですが、このままだと内臓が冷えてよくないなぁと。
でもでも冷たい飲み物を断つにはあまりにも厳しい季節。
困ったものです。
アップ写真。
せっかくなのでいくつかはデコレーションもしようかと思ったんですけれど、気づけば全部食べきっていました。
恐るべし美味しい焼き菓子の威力。
この小さいサイズがまた「あと1個あと1個」と食べる要因になるんですよねぇ、ふふ。
本日のおまけコーナー
内臓を冷やしてしまうという話に若干戻るのですが、せめて白湯を一日1杯飲む習慣をつけられないかと長年思っていました。
ただ、お茶はよく飲む私なんですが水類を飲むのがわりと苦手。
なので数日やってみては挫折を繰り返していたんです。
そんな時、鉄瓶で作った白湯はとろっと飲みやすいというのを見聞きし、興味津々。3,4年くらい吟味し、入荷を待ちわび、勇気を出して買ったのがこちら。
東屋さんの鉄瓶 水沢姥口 大 です。
なかなか勇気のいるお値段と、ちゃんと管理していけるのか、面倒がって使わなくなるのではというので悩みに悩みましたがゲットしました。
最初の1か月はなるべく毎日使うようにということなので、夫にも使いかたを説明し、今はせっせと湯垢なるものをつける作業をしています。
これ、届いたときに「思ったより小さいな」と思ったのですが、まぁずっしりと重いです。
タークのフライパンなんかも見た目よりずっしりときますが、それと似た感じで見た目よりずしっときますが水を入れてもまぁ大丈夫。持てます。
持ち手の部分がこうやって倒せるのも地味にありがたいです。
収納のしやすさも大切なポイント。
↓のようなザ南部鉄器のようなものとも迷い、
↓のようなちょっとかっこいい感じにもひかれましたが、結局ずんぐりかわいい東屋さんに決定。
大きさ、形、メンテしやすそうかなどいろんな観点で考えてセレクトしました。
そうそう、今時はIHでも可能な鉄瓶はたくさんあります。我が家はガスなので問題ないんですが、東屋さんのも大サイズはIH対応。小はIHによるみたいです。
IHだから…….と諦めちゃう方のために一応補足しておきます。
取り扱いもビビりあがるほど難しいものではありません。
要するに水をいれたまま放置しないでくれというただ1点を守るのみ。
水をわかしたら中のお湯をポットに移すなりして全部出し切る。
なるべく最後の1滴までお湯を出し切ったら蓋をあけて乾燥。
お湯を出し切ってから、蓋を開けるととんでもない勢いで水が蒸発していく様が見えますので心配ないですが、気になる人は30秒ほど火にかけても。
たぶんですがそんなに神経質にならずとも大丈夫。
スコープさんで買った手ぬぐいとこの鉄瓶を合わせたかったんですよねえ。やっぱり素敵!!
大事にします。一生使います。
肝心のお味ですが、水に関心のない私も「まろやかになった」と感じましたし、コーヒーの味もわりと変化しました。
この辺は個人の感覚の問題もあると思うので一概に
「鉄瓶だと絶対的に水がうまくなる」
とも言いにくいのですが、主人も「コーヒーが!コーヒーの味が違うよ!!」
と喜んでいたので一定の効果はありそうです。
ここから1か月ほど湯垢作業をしてみて、白湯生活が続きそうなら後日また記事にするかもしれません。